こんにちは!
今日も娘さんにトキメキ大爆発、ゆんころです。
本日は、多嚢胞性卵巣症候群が発覚したわたしが、妊娠するまでの事を書いていこうと思います。
わたしはもともとものすごい月経異常で、酷いときだと高校生の頃に2年以上生理が止まったことがありました。
いやさすがに2年生理来ないのはやばいだろってことで、婦人科を受診。
その時にホルモン検査、エコー検査をして、多嚢胞性卵胞症候群(PCOS)であることが発覚しました。
多嚢胞性卵胞症候群とは…?
PCOSがどんな病気かっつーと、卵子が連なって詰まって、排卵されない病気です。
月経異常や不妊症で原因のひとつになりやすい病気ですね。
血液検査ではホルモン値異常
エコー検査では、PCOSの典型的なネックレスサインもがっつり出ていました。
これが普通だと思ってたけど、実はPCOSの症状だった
お医者さんにPCOSの症状として言われて、わたし自身に当てはまっていたのは
無排卵月経はもちろんの事、
・尋常じゃないくらいにきびが多い
・わたしの体質なのかとげんなりしていた多毛
多毛に関しては、もうほんと男かよ!ってくらい濃くて、思春期真っ盛りのわたしは嫌で嫌で仕方ありませんでした…
これも後に、男性ホルモンの値が高いせいだったと発覚して、これも病気のせいだったのか…!と妙に納得したものでした。
PCOS、原因ってあるの…?
というのも、PCOSはかなり精神的な面も影響を受けます。
もともと高身長で太りやすかったわたしは、当時の彼氏に
「縦にも横にもでかいとか救いようない」
と言われ、過度のダイエットを行っていたんですね…
痩せなきゃ!っていう精神的なプレッシャー、そして身体的な影響で、生理が2年止まったわけです。
PCOS自体、何が原因なのかはわかっていませんし、上記が直接的な原因だったのかは不明ですが、わたしは過度なダイエットが原因で、それ以降顕著に生理不順が起こるようになってしまいました。
で、結局どんな治療すんの?
さて、病気が発覚して、次は治療をしていくことになったわけですが。
ずいぶん前の事なので記憶があいまいですが、当時学生で妊娠も希望していなかったので、ホルムストローム療法から行ったとおもいます。
この治療は、月経周期の14日目にあたる日に、ホルモン剤を筋肉注射をして、規則的に消退出血が起こるかを確認していく方法です。
これが筋肉注射だから、いってーーーーのなんの!!!!!
(内服薬もあるようですが、わたしは注射でした。泣)
消退出血が確認できたので、わたしは第1度無月経と判断されたため、カウフマン療法へは移行しなかった記憶があります。
にしても、なんし痛い。
こんな痛いのずっと続けてらんない!!!ってことで、それから処方されたのは、低用量ピルでした。
PCOSは無治療だと排卵障害が年々悪化、子宮体がんのリスクもあがるといわれていますが、低用量ピルを服用することで、それらのリスクも減るとのことでした。
これって副作用…?
が、処方された低容量ピルを飲んだことでホルモンバランスが狂ってしまったせいか、突如訪れる過食…
このピルを服用している間はとにかく過食がひどく激太り…8kgくらい太ったんじゃないでしょうか。
そして副作用も強かったため、夜中に突然強い吐き気に襲われて眠れなかったり…
そんなこんなもあり、太ることに必要以上の恐怖心を抱いていたわたしは、ピルの服用も次第にしなくなっていきました…
そして、20代に突入しても生理不順は全く改善することなく…
当時お付き合いを始めた男性がちゃんと避妊をしてくれない最低野郎だった事も相まって、再度婦人科を受診。
やはりエコー検査ではネックレスサインが出ていて、ホルモン値も異常。
無治療なので治るわけもないんですが。
ここで再度、今度は避妊目的も含めてのピルの服用を再開したのでした。
この時処方されたのは、トリキュラー28。
今度は過食なども全くなく、吐き気などの副作用も全くありませんでした。
そこから半年おきの血液検査を続けながら、ピルを飲み続ける事、8年。
現在の旦那さんとの結婚式も終え、久しぶりの血液検査でした。
結婚式、新婚旅行直後だったのでちょっとはしゃいで暴飲暴食しすぎたのが原因か…
肝臓の数値が引っ掛かったんですね。
ここで、初めてピル、やめてみる?という選択肢が出てきたのでした。
妊娠が発覚するまで
ここで、お医者さん、旦那さんと相談して、ピルをやめることにしたわたし。
お医者さんには、
医者:正常に排卵されたとしても、ホルモンバランスが安定するまで2か月くらいはかかるから、また排卵出来てないようだったら、今後の治療法を考えていきましょうねー!
と言われて、とりあえずまた来月検査してみようね!って感じだったし、
旦那さんにもPCOSがこういった病気だから、もしかしたら妊娠できんかもしれないけど大丈夫?とは結婚前から話していたので、なんとなく、この時から、妊娠、不妊治療に対して意識し始めることとなったのでした。
わたしを救ってくれた旦那さんの一言
わたしの過去の男性歴はあまり良いものではありませんでした。
かつて「縦にも横にも…」と言われ過度なダイエットをしたり、
過去にプロポーズしてきた彼氏にPCOSの事を話したら
「顔も胸も平均以下、それで子供も作れないかもしれないとか、女として生まれてきた意味w」
と冗談半分で言われたことがあり(ほんだら何故プロポーズした)
でもそれが、わたしにとってはものすごくショックだったんですね。
それからわたしは、PCOSでもし妊娠できなかったら…と考えると、自分の女性としての存在価値を失うようでとても恐ろしくて、以降付き合った人には必ず、妊娠できないかもしれない、ということは伝えるようになったのでした。
もちろん旦那さんにも、この事は割とはやい段階で伝えていたんですが、旦那さんは
旦那さん:子どもは授かりものなんだから、できなきゃできないで、二人でこれから楽しんでいける方法を探そうよ!
と言ってくれました。
こんな事言ってくれたのは旦那さんが初めてで、
「あ、わたし妊娠できなくても大丈夫なんだ」
と、この時初めて、憑き物が落ちるのを感じました。
これが超初期症状だったのかも?
ピルを休薬して1か月と少し。
普段なら、生理前に痛いくらいに胸が張り、それが落ち着いてきたころに生理が来るんですが、1週間が過ぎても、2週間が過ぎても、ずっと胸が張っていました。
突然ピルをやめて、まだ1か月足らず。
どうせ生理もちゃんと来ないだろうし、排卵もしてないだろうから、そろそろまた婦人科に行くかなーと思いながら、何気なく体温を計ったら
「37.2度」
わたし:は?????(平熱35度台)
いやいや、その日がたまたま熱が高かったんだろうと、3日ほど連続で検温しましたが、来る日も来る日も37度台…
これは…
さすがにおかしいと思い、妊娠検査薬を購入…
出ました、陽性ライン。
今思うと、胸の張りが続いていたのと、体がずっとだるかった以外にも、ん???と思ったことがあったんですが、それが…
なんかわたし、乳首めっちゃでっかくなってね???
って
思ったなぁと…
いやまじで2倍くらいの大きさになったんですよね。
そしてそれが産後現在まで維持されているという…
他にもこんな方いらっしゃいますかね?????
わたしが感じた超初期症状はこんなかんじでした…
そんなこんなでわたしは、妊娠することができたのでした。
で、結局何が言いたかったかっていうと、多分あの時旦那さんの一言がなかったら、今も妊娠できないかもしれない恐怖に怯えながらストレスを抱え続け、結果として妊娠できていなかったのでは…と思うんですよね。
ずっと不妊治療されてきた方からしたら、大した治療もしてない奴が何わかったような事を…って感じかもしれませんが、
実際何年も重度のPCOSの治療をしてきて、次でもう最後にしようと決意して、治療をやめた瞬間に妊娠した…って知り合いもわたしの周りには3人居るので、PCOSでの不妊治療は、気持ちの面も大きく関わっているんじゃないかなぁ…と思ったりしています。
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