辛かったら逃げて良い。大切な人を守るために自分ができること。

育児

 

こんにちは!

 

最近娘が
ゴミをゴミ箱に
捨ててくれるようになったんですが、

 

自分の好きじゃないごはんが出た時も
まっすぐゴミ箱に捨ててて
オイー!!!ってなってるゆんころです!

 

( ´_ゝ`)オイー!

 

 

今日は、
「辛かったら逃げても良い」をテーマに、

 

わたしが長年勤めたお仕事を
思い切って辞めるに至った経緯を
お話ししていこうと思います。

 

 

 

「社会人なら最低でも3年は働かないと」

 

父や母に、呪いのように言われ続けた言葉。

 

 

初めての就職先の環境がひどすぎて

 

円形脱毛症になったり
出勤前に体調を崩したり
過労で送迎の帰りに意識を失い
単独事故を起こすまで

 

 

「そんな短期間で辞めるのは
ただ逃げているだけ。
社会人として失格だ」と言われ続けた。

 

 

無事に退職してからも

「最低3年も働けないクズ」
このレッテルに、

 

その後のわたしが仕事をする上で
とても苦しめられることになった。

 

 

父は厳格な警察官で、

高校を卒業してから定年まで
立派なキャリアを積み続けた。

 

 

 

しかしその犠牲として
家庭を全く顧みず、

 

わたしが起きる前には家を出て、
夜も日付が変わる頃にひっそり帰ってくる。

 

 

張り込みや災害があれば
何日も帰ってこないし、

 

良くても一週間に数回
顔を合わせるくらいだった。

 

 

母はその分家庭に入り
家事に育児にと
頑張ってはくれていたと思うけど

 

 

父が家にいない分わたしに依存して
“わたしが自分の思い通りに動かないと
気が済まなかった。”

 

 

初めの就職先を辞める時も
「辞めたい」といえば
「甘えたことを言うな」と殴られたし

 

 

次の職場が決まった時も
「次はちゃんと続くといいね」と
表面上は笑みを貼り付けながら

 

その笑顔の下では
「次は辞めることは許さない」と
煮え返った感情を肌で感じた。

 

 

「わたしがダメだから仕事が辛いんだ」

 

「こんなことで辞めたくなる
わたしが間違ってるんだ」

 

「もっと頑張らなきゃ」

 

「出来ないなら休日も働いて当然」

 

「他の人に迷惑をかけているんだから
深夜残業してでも巻き返さないと」

 

 

そんなペースで仕事をしてれば
嫌でも仕事は出来るようになるわけで。

 

 

気づけば周りから頼られるようになった。

 

 

そうすると今度は

 

“先輩なんだから
出来てない人のフォローをしないと”

 

“あの人は結婚して家庭があるから”

“子どももいて大変だから
独身のわたしが変わらないと”と

 

“自分はダメな奴だから”というレッテルは

歪んだまま成長していって

 

「わたしがやらないと」に変わっていった。

 

 

でも、おかしいな?

 

いざ、

かつての自分が加護していたはずの

 

「家庭を持ち、子どもが生まれる」

 

自分がこの立場になっても、

 

周りから返ってきたのは

 

 

「子持ちは迷惑だから」

 

「正社員のモチベーションに関わるから
時短じゃなくてパートで働いてね」

 

「少しでも努力して正社員に楽をさせるべき」

 

 

“お前が子どもを産んで

時短勤務をしているせいで

周りは迷惑しているんだ”

 

という圧だった。

 

 

「でもそうだよね、
ただでさえ人手不足なのに
中途半端に働かれても迷惑だよね」

 

 

「他のスタッフの負担にならないように
少しでも多くの仕事をこなさないと」

 

 

長年染み付いた自分への卑下と

職場では当たり前のように横行する

マタハラ、パワハラが

 

こんな理不尽な状況に置かれていても
わたし自身に疑問を抱かせなかった。

 

 

初めの数ヶ月は、

「旦那さんはフルタイムで
お仕事頑張ってくれてるし!」と思い

 

「時短のわたしが家事も育児も
完璧にこなさないと!」

 

と意気込んでた。

 

 

だけど、2ヶ月もしてくると
まず家事が追いつかなくなった。

 

 

仕事から帰り、
娘の夜ごはんを作って食べさせて
お風呂に入れて寝かしつけまでしたら
体が重くて思うように動かないのだ。

 

 

休日も寝巻きのまま布団から起き上がれず
掃除も洗濯もロクに出来ない。

 

 

ひどい時は娘の散歩に行く気力もなくて
1日3食、娘を生かすためだけに
なんとか布団から這い出て
食事だけを作る日もあった。

 

 

突然の娘の体調不良での欠勤や
発熱などでの早退、通院するときも

 

 

職場では
「当たり前な顔して早退してんじゃねーよ」
と怒鳴られたり、

 

 

事あるごとに時短勤務のことに触れられては
迷惑、迷惑、迷惑!

 

 

そんな日々を繰り返していたら、
ついに精神的にもおかしくなりはじめた。

 

 

もともと、

忙しい時にスムーズに作業が進まないと
舌打ちをされたり、

 

「あなたがモタモタしてるせいで
こうして作業が遅れていくんです」と

 

理不尽な事を言われる職場だったけど

 

 

今までなら、軽く受け流せてた。
だけど、それもできなくなった。

 

 

今まで言われて平気だったことも

 

一呼吸おくと吐き気が込み上げてきたり

 

仕事のことを考えると動悸がして
過呼吸を起こしそうになることも増えた。

 

 

こんな状況のわたしの姿をみて
旦那さんも良く思うはずもなく
夫婦仲もすれ違い、悪化していくばかり。

 

 

「このままじゃダメだ」

 

 

もう立ち上がれないくらいになって、
ようやくわたしは

「今のままじゃダメなんだ」と思えた。

 

 

思った以上にわたしはボロボロで、
このあと病院で
治療を受けることになったんだけど、

 

そこで先生に言われた事が
とてもわたしに響いたので、
このブログを書くことにした。

 

 

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人には
ストレスを溜めておくタンクがあって、

ストレスを感じると
そこに溜まるんだよね。

 

 

タンクの下の方には蛇口がついていて、
少しずつ出すことが出来る。

 

 

 

 

この蛇口の数は人によって違っていて

 

1つだけの人もいるし、

2つとか3つとかついてる人は
上手にストレスを逃すことができる。

 

 

だけど、いくら蛇口の数が多くても、

出ていく量に対して
溜まるストレスの量が多いと

どんな人でも必ず溢れてしまう。

 

 

この状態が「うつ病」の状態であり

 

「希死念慮」(※死にたいと思うこと)だったり

何もやる気が起きなかったり、
常に体調が悪くて思うように動けない…とか
心身的な不調を産んでしまう。

 

 

どれだけ明るい人だろうと、
どれだけ友達が多い人だろうと、
どれだけお金を持っていようと、

 

人間ならば例外なく、
誰でもなる可能性があるんだよ。

 

 

溢れるきっかけなんてなんでもよくて

日々の小さなストレスが積み重なって
溢れてしまうことだってある。

 

 

「今までこのくらい平気だったじゃん」
ってことでも、積み重なるとダメになる。

 

 

じゃあどうしたら良いのか?

 

 

「休むこと」。これが1番。

 

 

 

言い換えると、
「現状から逃げる」こと。

 

 

「自分が悪いんだから」
「わたしさえ我慢すれば」

 

 

こういう真面目な人ほど
現状のまま頑張ろうとしちゃうけど、

 

 

「辛かったら、逃げても良い」

 

 

パンパンになってしまったタンクから
ストレスを逃すには
ストレスの原因に接触しないのが1番。

 

 

「もうダメだ、って思う前に、
辛かったら逃げてもいいんだよ。」

 

「むしろ、逃げた方がいい」

 

 

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わたし自身、

「自分がダメだから」
「もっとやらなきゃ」と

自分で自分の首を絞めていました。

 

 

だけど、
わたしには大切な家族がいて、

 

わたしがどれだけ現状で頑張っても
結果として潰れてしまったら
家族を悲しませることになります。

 

 

わたしは、家族を守るために
わたし自身を守ることにしました。

 

 

そのために、
1番捨てなきゃいけないのは
“仕事”だって事は分かりきっていたので、

 

 

この時ようやくわたしは、
仕事を辞めるという
決心をすることができたのでした。

 

 

もし、

あなたが今どうしようもなく辛くて

身動きが取れなくなっているとしたら

 

 

どうか

 

「逃げることは悪いことじゃない」

 

 

大切な人を守るため
自分自身を
もっと大切にしてあげて欲しいです。

 

 

ちょっといつもと
テイストが変わってしまいましたが

 

この記事を読んで
今を苦しむ誰かの背中を押せれば嬉しいです♪

 

 

それでは、
今日はこのへんでー!(=゚ω゚)ノシ

 

 

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